多くの方がそうだと思うのですが、病気や痛みが生じると患部にばかり気を取られてしまいます。胃が痛いなら胃が悪いのか？、膝が痛いなら膝が悪いのか？、頭が痛いなら頭が悪いのか？、という感じです。一番初めに患部を疑うことから始まります。これはこれでよいと思います。

しかし、身体の異常は患部だけで起きている訳ではありません。肩こりの場合、肩をもめば一時的に気持ちがよくなりますが時間が経つとまた元に戻ってしまいます。これは多くの人が経験していることだと思います。肩が凝って揉んだのによくならないのは他に原因があるからです。

肩こりは肩から首にかけての筋肉が緊張し血行不良が起こり、始まった症状です。突然発症するものではありません。根本的な原因があるはずなのです。なので揉んでも根本的原因が解決しなければ痛みがまた戻ってきてしまいます。